向田邦子ドラマに見る「生きることの責任」

長いこと記事書いていませんでしたが、よそのサイトに向田邦子作のTVドラマについて書かせてもらいました。 アクセスサイト: https://re-ageing.jp/10835/ 書き出し: 最近偶然刺激的な動画を見つけた。20年余り前1978年に放映された連続TVドラマ『家族熱』…

「白やぎさん」ならぬ「黒やぎさん」からお手紙(てがみ)ついた:ハゲタカ出版社のこと

つい最近のこと某オンライン誌に載った私のペーパー(… the dance of the heavenly maiden)を見て著者に関心を持ったとかで投稿依頼メールが来た。私無名ですけど、何か?と思った私。編集委員会にも参加してほしいとまでのたもう。ここまで言われると私とし…

動画配信でも楽しめる演芸

コロナ騒動のおかげで講談や浪曲など以前は興味を覚えなかった芸能分野にも目がいくようになってきた。 私の場合近隣には大阪天満宮そば「天満天神繁昌亭」、(天王寺)動物園に近い「動楽亭」(桂ざこばさん主催)、神戸新開地の「喜楽館」、それから阪神千…

ネットで外国語映画を楽しむ

いわばコロナ騒動のおかげなのですが、劇場(映画館や能楽堂など)に行きにくくなって、何かいい事ないかと以前にも増して熱心にネットで映画などを探すと(近作も含め)英語字幕付きの洋画があるはあるは。嬉しい驚きでだ。 つい先日も(ジョージ秋山原作漫…

能楽と孤高の精神

数年前、能楽に興味を覚え始めた頃DVD『能楽名演集』(NHKエンタープライズ)を一通り視聴して印象深かった演者の一人が十四世喜多六平太(1874-1971年)だった。仕舞「船弁慶」(能楽名演集:仕舞、独吟、一調、舞囃子集)を演じた六平太は随分小柄な人(身…

喜多流謡曲指南「夢野久作」の能楽に対するなんとも屈折した思い

最近ネットで洒脱な文章を得意とする山村修さんが書いた簡潔なエッセー形式の謡曲論評『花のほかには松ばかり』(題名は謡曲「道成寺」の詞章にちなむ)の存在を知った。山村さんは序説で稀代の小説(探偵小説?推理小説?)『ドグラ・マグラ』(1935年)の…

観世流能楽公演2020年10月5日から1年間無料配信

片山九郎右衛門(京都)が主催する片山能 令和2年9月5日に行われた「名古屋片山能オンライン特別公演」 名古屋片山能オンライン特別公演 期間限定動画配信 www.youtube.com 以下はfacebookより借用 片山九郎右衛門 舞台情報 7月20日 · 2020年9月5日(土)…

風俗業の存在:「貧困調査」のスペシャリストの発言を大いに期待

某芸人さんの発言で注目を浴びる風俗業。 前川喜平氏のお考えをぜひ伺いたい。 「9月入学」否定説など教育問題については前川喜平氏はスペシャリストと思えないので発言控えるべきかと。 この種の発言が出ると良識民さんたちがわんさか湧いてきます。でも不…

中共Chinaは友好国オランダに不良品医療マスクを販売

https://www.hartvannederland.nl/nieuws/2020/liveblog-het-coronanieuws-van-29-maart/ LIVEBLOG | Het coronanieuws van 29 maart 29 MRT 2020, 08:02 / UPDATE: 30 MRT 2020, 00:03 オランダ医療・福祉・スポーツ担当大臣 Martin van Rijnと中共オランダ…

いまだに中共製検査キットに期待する報道しかしない日本のメディア

冷静沈着を誇る天下の『日経』さんは取材力脆弱。残念! 検査能力の続報一切なし。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56697690S0A310C2I00000/ 新型コロナ検査を15分で クラボウ、中国製キット発売 2020/3/12 12:41 繊維メーカーのクラボウは12日、16日…

中共に経済不況という弱点をつかまれたチェコとスペインの悲劇

わがニッポンのジャーナリズムは中共製コロナウィルス 検出キットについてはダンマリを決め込む minorメディアのEpochtimesのみが報道! https://www.epochtimes.jp/p/2020/03/53804.html <中共肺炎>スペイン、中国製検査キットの感度30% 「使用する意味…

中共(中国)製コロナウィルス 陽性・陰性判別装置はなんと8割の確率でエラー

https://www.epochtimes.jp/p/2020/03/53733.html 3月26日<中共肺炎>チェコ、中国から購入した検査キット エラー率8割 中共ウイルス(新型コロナウイルス)の流行が世界に拡大するにつれ、中国はヨーロッパへの医療品の販売や支援を続けている。いっぽう、…

弱者・強者をめぐる伝統的二元論を問う

TTRプロジェクト京都公演『蝉丸』替之型 2019年12月21日 金剛能楽堂 大槻文藏(蝉丸)、片山九郎右衛門(逆髪)、福王茂十郎、福王知登、中村宜成、小笠原匡、竹市学、成田達志、山本哲也 ————————————————————————————————————— 出演されたシテ方、ワキ方、…

劇場での観劇マナーの良し悪しとは? ー ボリショイ劇場で気づいたこと

先月(2019年11月下旬)ボリショイ劇場を初めて訪れた。オペラ3作とバレエ1作を出国前に劇場版HPでeチケットを購入済みだった。11月25日成田の悪天候が災いしてモスクワ到着がかなり遅れてしまい、当日午後7時開演だったオペラ『セルビアの理髪師』は諦め…

加古川本蔵と大星由良之助は肝胆相照らす仲だ

大阪国立文楽劇場 2019年11月公演 夜の部 通し狂言『仮名手本忠臣蔵』(八段目より十一段目まで) 前 竹本千歳太夫、豊澤富助 後 豊竹藤太夫、鶴澤藤蔵 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このうち「山科閑居の段」が強く印象に残る。こ…

名優が演じる歌舞伎は<現代劇>だとつくづく思う

新作シネマ歌舞伎『女殺油地獄』(幸四郎・猿之助主演) 映画版監督:井上昌典 歌舞伎界の「若手」リーダーたる松本幸四郎と市川猿之助はこれまで10年近い地道かつ冒険心溢れる奮闘が現代歌舞伎の活性化に大きく貢献していることがこの映画版(昨年7月初演)…

プロとアマが交流する能楽教育体制

同志社女子大学能楽部自演会 (立命館大学と京都女子大学の能楽部が共演) 2019年11月3日、梨木神社(京都御所東隣)能舞台 大学能楽部の発表会は初めての鑑賞だった。 これまで何度か観世会館や金剛能楽堂でプロの能楽師による舞や囃子の指導を受けるアマチ…

京都能楽界の活況は観世寿夫も認めるのではないか

第61回京都観世能 2019年10月27日 「安宅」、「卒塔婆小町」、狂言「墨塗」、「融」 この日は(梅若実主演の「卒塔婆小町」が原因で)常にもまして盛況だった。そのせいで二階自由席(6千円)がすでに満席。仕方なく4千円を足して(残り福かもしれない)一…

令和元年度「秋の杉会囃子大会」 出演されたお弟子さんたち レベルが高い

2019年10月14日観世会館 久々の投稿です。 過去3年ほどに渡って謡曲、仕舞、小鼓などプロの方が指導するお弟子さんたちの発表会は何度か見せてもらった。今回のような笛方(能管)の発表会は人づてに聞いて始めて知った。 どの出演者も達者な腕前を披露され…

劇団花吹雪 小春かおり・讃

芝居『残菊物語』、2019年7月24日、浪速クラブ おそらく今回の上演意図は身分違いの恋物語を通して男の芸の成長と成功を陰で支える健気な女の姿を浮き彫りにすることだと思われる。日本的感性では幕が女の死で閉じられることで物語は女を描く哀歌というか挽…

笑いの喚起力で京都茂山狂言は東京勢(マンサイ様)に負けません!

西宮能楽堂主催公演「笑いの原点」 2019年05月11日(土) 西宮能楽堂(阪神電車鳴尾駅南) 演目: ■「解説・狂言ワークショップ」 島田洋海 ■狂言「昆布売」 演者:茂山あきら、松本薫 後見:増田浩紀 ■狂言「察化」 演者:茂山千三郎、丸石やすし、島田洋海 …

劇団あやめの工夫:舞台と観客の距離を縮める

大衆演劇の「お花(祝儀)」 2019年5月、元号も改まって劇団あやめ公演初日。 先月九条笑楽座での千穐楽が大いに盛り上がったので尼崎三和劇場に公演場所をあらためても大入りだろうと予想。実際人気は衰えなかったどころか満席だった。 劇団一小柄な劇団マ…

座長姫猿之助「劇団あやめ」ー 客を楽しませることに徹するという大衆演劇の本筋をわきまえている

<大衆演劇のはるかな祖先の息吹を感じさせる> 2019年4月 劇団あやめ大阪公演(九条笑楽座) 昨年6月大阪は庄内天満座で観劇して以来ほぼ1年ぶりだ。あの時は座長(あやめ猿之助改め)姫猿之助に私が勝手な期待をかけて批判的なブログ内容になってしまった…

ロイヤル・オペラ・ハウス2019年1月公演『スペードの女王』映画版、見応えあったけど、世間の評判悪い?

プーシキンの原作(といっても私の場合日本語訳)も読んだことないし、チャイコフスキーがオペラ化 —— La Dame de Pique(日本語タイトルに同じ)——したのも見たことない。今回シネマ録画でこの作品に初めて接した。でも感動した。私だけかな? 今回と同様の…

命を愛でる狂言『靱猿」の世界にちなんで

猿の皮を狩猟にいつも携帯する靭(矢筒)に飾りとして貼り付けるため猿引に向かって猿を「貸せ」と意味不明なことを言い出す大名。小猿の頃からわが子同様に愛情を込めて育て芸を仕込んだ猿を(生き皮を剥がれて)むざむざ殺されてはたまらないと猿引は必死…

2019年1月新春 能と狂言 —— 蘇りの時節

<大槻能楽堂 自主公演能 新春公演> 大槻能楽堂(大阪市)、1月3日 ★「翁」片山九郎右衛門(翁、白式尉) 茂山千三郎(三番三[大蔵流の表記]、黒式尉) 片山峻佑(千歳) 鈴木実(面箱持ち) 笛 竹市学 小鼓 大倉源次郎 吉阪一郎 大倉伶士郎 大鼓 山本哲也 …

能楽「高安流ワキ方」の魅力

「ECO ろうそく能 」なにわ文化芸術芸能推進協議会10周年記念特別公演 山中能楽堂(大阪市阿倍野区阪南町)にて。 <演目> 1.トーク「高安流の芸」 2.仕舞 「和布刈(めかり)」岡 充、 「春栄(しゅんねい)」有松遼 一、「大蛇(おろち)キリ」小林 …

劇団暁『研辰の討たれ』に見る若座長の気概

2018年12月10日(昼)浅草木馬館 久しぶりに「劇団暁」観劇。若座長三咲暁人の意欲が感じられる歌舞伎演目の上演。しかも見て楽しい『研辰の討たれ』に出くわす幸運な日だった。この作品は比較的最近(劇場空間で言葉を弾けとばせる才能にあふれた演劇人)野…

(現代)狂言に今も息づく「世阿弥以前の猿楽」のエネルギー

金剛能楽堂 <茂山狂言 笑いの収穫祭2018> ~古典・昭和・平成 各時代の選りすぐり三本立~ ・狂言「素袍落」茂山千作、茂山七五三、茂山あきら ・狂言「宗旦狐」茂山 茂、茂山千五郎 ・新作狂言「かけとり」茂山逸平、茂山宗彦、茂山童司 ◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊◊ …

2018年11月文楽公演(大阪)は女性演者が登場かと勘違いした慌て者の私

第1部 午前11時開演 蘆屋道満大内鑑 (あしやどうまんおおうちかがみ) 葛の葉子別れの段 信田森二人奴の段 桂川連理柵 (かつらがわれんりのしがらみ) 六角堂の段 帯屋の段 道行朧の桂川 第2部 午後4時開演 鶊山姫捨松 (ひばりやまひめすてのまつ) 中将…