森川劇団 「かっこよさ」が薄らいでる?

劇団(というより座長?)のプライドと思いが観客の期待と噛み合わないのではないかと思う。

 

プレゼントをあれこれ繰り出して客寄せをするのは見当違いのような気がする。プレゼントにつられてくるお客さんは心底劇団を応援してくれないだろう。

 

それから、前売り券を300円も下げて(1,100円)売るのは観客としては心苦しい。借金がかさむのじゃないかと。その分衣装、小道具、あるいは座員の給料にあててほしいと思うのは私だけだろうか。

 

浪速クラブを出て朝日座の前を通って地下鉄の駅に向かう私だが、朝日座の前で客を見送る「里見劇団進明座」は活気がありそうだ。(でも某ブロガーによるとかつての「要ちゃんフィーバーにもいささか翳って来たとか。)

 

われらが森川劇団はご近所の劇場で公演するライバル劇団のことをしっかり偵察しているんだろうか。半時間程度でも時々のぞいて有益なアイデアは盗んでいいのに。

 

竜二座長の熱い想いと健闘ぶりは高く評価したい。若干過熱気味。ここでちょっと息抜きして残る1週間は副座長竜馬に采配をふるってもらうのがいい。ヒラ座員諸氏も観客を挑発するアイデアを捻り出してもらい、芝居と踊りに新味を出すのはどうか。

 

座長には今後の劇団運営と出し物の構想を練ってもらうのはどうだろうか。出し物に関しては高価な映像資料(DVDなど)を買わなくともネット環境さえあればyoutubeで有益な動画が視聴できる。例えば歌舞伎のみならず能や狂言も面白いアイデアがいっぱい詰まっていると思う。youtubeではこういう古典芸能の一部、場合によっては全編が視聴可能だ。

 

余談:前回の記事のくり返しになるが、子供にとって学校教育は大事です。