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能楽の楽しさを堪能させてくれた「能と囃子の会」

2017年3月5日(日)大槻能堂(大阪)

 午前九時から午後七時までたくさんのベテランや中堅の演者や奏者が入れかわり立ちかわり登場。これでなんと入場無料(出入り自由)でさらに美味なおこわのおにぎりつきだ。

 能・狂言など古典芸能はチケットが5千円以上するのが当たり前だが、わたしとしては今後観劇にかかる費用についてぼやかないようにしよう。それだけ投資する値打ちがある。

 こんな企画があるとは直前まで知らずにいて人から教えてもらって観劇した。ネットで調べたかぎりでは定期的に催されているわけではなさそう。発表会というような趣旨なのかもしれないが、主催者や出演者の方々には負担が大きすぎるような気がする。

 海外の博物館・美術館によくあるような寄金箱があるとよかったのに。強制でなく自由意志で寄付できるように。

大阪府 【笛を楽しむ 能と囃子の会】
9時 大槻能楽堂
野口亮・森田啓子・斉藤敦師のお社中会
最初に
居囃子 翁
連管 舞働
11時頃
一調一管 望月
能 猩々乱 置壺 上田拓司
13時頃
能 半蔀 立花供養 大槻文蔵
15時半頃
能 船弁慶 重キ前後之替 長山禮三郎 長山耕三
最後に
舞囃子 三笑
19時頃終了予定
●無料

ソース:能楽(能・狂言)公演情報

 

 『能楽名演集』(NHK DVD)は20世紀の名人たちの演舞を納めていて見るものを感動させる。たしかに名人は高齢になっても舞姿がすばらしい。それはそうとして今回まだ老齢期には達していない、比較的若い演者や奏者の力強い体のさばきや声音もまた大いに魅力的だと思い知らされた。そういう意味でいい機会に恵まれてありがたいと思う。