気分はパリ オペラ座でバレエ鑑賞 

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【寄稿E】(5)気分はパリ オペラ座でバレエ鑑賞 遠藤幸英 | 老成学研究所

2022.01.1

パリ・オペラ座バレエシネマ『シンデレラ』(2018年12月公演)

バレエ版『シンデレラ』はC. ペローの童話『サンドリヨン(シンデレラ、灰被り姫)』を基本にした物語である。

だが、今回上映された『シンデレラ』は、1986年以来当時のオペラ座バレエ芸術監督だったルドルフ・ヌレエフによる大胆な構成および振付が定着していて、幸薄い娘がハリウッド映画界でセレブの地位を獲得するという設定になっている。

4年前(今や毀誉褒貶相半ばする)ロシア出身のバレエ・ダンサー、セルゲイ・ポルニンの伝記的ドキュメンタリーをyoutubeで見て以来 にわかバレエ・ファンになったものの、鑑賞経験の少ない私はこの新解釈を知らなかった。

ネット上の「ヌレエフ顕彰サイト」にはヌレエフ自身の発言を引用しながら一種冒険的な解釈が生まれた背景が述べられている。

 

*2022年2月7日現在も全編2時間がyoutubeで公開されている。

https://www.youtube.com/watch?v=H7OAOPRl84I