ネットで外国語映画を楽しむ
いわばコロナ騒動のおかげなのですが、劇場(映画館や能楽堂など) に行きにくくなって、 何かいい事ないかと以前にも増して熱心にネットで映画などを探す と(近作も含め)英語字幕付きの洋画があるはあるは。 嬉しい驚きでだ。
つい先日も(ジョージ秋山原作漫画『アシュラ』(1970年) のアニメ版(2012年、70分) の英語字幕付きに出くわした。https://www. youtube.com/watch?v= Er2PldvRmEU
作者の名前は聞き知っていたけど作品に馴染みはなかった。 また1973年から2017年まで長期連載された『浮浪雲』 も名前しか知らない。アニメ化された『アシュラ』 は上映時間の制約のためか結末を無理やりまとめ上げた感が否めな いものの見応えもあるものだった。 その翌日英語字幕付きロシア映画The Island(2006年、2時間)を見たのですが、 この映画が『アシュラ』と<原罪と贖罪(の希求) というテーマで共通しているように思えた。
youtubeでRussian, French, Italian, etc with English subtitlesで検索すると見て見たくなるような作品が目白 押し。ぜひお試しあれ。
ちなみに私はドイツの刑事物、犯罪もの、いわゆるスリラーもの( crime dramaとかcriminalと総称されるTV、映画) がお気に入り。これまたネット検索するとARDやZDFが盛んにK rimiシリーズを無料公開している。例えば Der Usedom Krimi(バルト海の島ウーゼドムを舞台にワケあり元女検事( とデンマーク系ドイツ人女刑事がコンビを組んで難事件を解決する 連続もの)とか Ein Krimi aus Passsau がおすすめです。 後者はドイツ南東部バイエルン州パッサウを舞台に大いにワケあり 元女刑事とこれまた大いにワケあり( 金のためなら少々の悪事も厭わない私立探偵(男) が組んで事件解決に当たる。 今の所次の2話しか無料公開されていない。
(第1話)Freud oder Feind (2020年放映)
(第2話)Die Donau ist tief (2020年)
で、ドイツ語のセリフをどうするか。言語タイトルと Handlung とか Inhalt とかの単語を繋げてググると梗概が見つかるはずです。 これでかなり大雑把なストーリー展開が掴める。 あとは画面と(もしあれば)ドイツ語の学習経験と想像力で無理やり楽しむ。
こういう作品の多くは日本公開されていないのでネット動画で見るしかなさそう。